理由になっていない

この一年は以前にも増して本を読むようになったのですが、その中で一番の幸運は伊坂 幸太郎の小説を手に取ることが出来たことです。
今、一番好きな作家は伊坂 幸太郎です。

今後、全ての作品を読んでいくだろうと思われます。
初めて読んだグラスホッパーは11月くらいだったのですが一ヵ月の間に伊坂作品だけで10冊読了。伊坂作品、現在11冊目を読み途中です・・・。


最初に読んだグラスホッパーですが、買おうと思ってものがなくて何となく手に取り、あらすじと冒頭を読んで、つまらなくはないかな程度で購入したのです。

それが読み出したら面白くて仕方がない。そして所々に垣間見える思想が、自分の好きな思想、雰囲気だと感じて、他の本も読みたくなったのです。


二冊目は重力ピエロ。
これは完璧でした。僕のための小説です。主人公の弟、春の語る考えは僕が普段言っていることと同じなのです。リリーフランキーの本を読んだ時以上の共感と感動を覚えました。ここに引用して載せたいセリフや文章が山のようにあるくらいです。
グラスホッパーを読んだ時の予感は的中しました。


こんなに有名で売れている作家の本を「僕のための小説」と載せてしまうのは完全にイカレテいるのですがそう思ったのだから仕方がない。


伊坂幸太郎の小説には僕の好きな小説の殆どすべての要素が詰まっている気がします。

大沢在昌のような楽しさとカッコ良さ娯楽性、樋口有介の洒落た会話、リリーフランキーの虚無性、大石圭のグロテスクな反社会性、小林泰三の論理的で理屈的な部分などと。

読み易い、テンポが良い、会話が洒落ている、陰鬱なテーマだけどそれを感じさせないユーモア、共感できる思想、散りばめられるドストエフスキーなどからの引用も絶妙で、映画や音楽もかなり好きなのだと思います。

基本的に一般人、悪意の塊、処刑人、という構図が多いです。その構図が大好きです。
あとは各作品の登場人物がゲスト出演みたいな形で登場して世界に繋がりあるのかと思わせて数冊も読んでいるとそこが分かるのも楽しい所です。

重力ピエロの春と僕は同じ事を言っていると自分では思っているのですが、大きな違いが一つ。彼の設定は容姿端麗、僕はズングリムックリのオジサン。
見た目って重要だよね。

そういえばこの人の小説にはよく、見た目に人は騙される、見えるものが全てではない、というような事が言われるのだが・・・。

お気に入りランク
1  重力ピエロ
2  死神の精度
3  オーデュボンの祈り
4  グラスホッパー
5  魔王
6  陽気なギャングが地球を回す
7  ラッシュライフ
8  陽気なギャングの日常と襲撃
9  アヒルと鴨のコインロッカー
10 チルドレン


本はまだまだ開拓の余地があるなぁ。
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  1. 2008/12/30(火)|
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